春季関学入れ替え戦[2007/06/03]

抽選の結果、対戦校は東京外国語大学となった。
昨年、東京国公立で勝利しているとはいえ、油断はならない。

1番は田中と中西の対戦。
田中はエースとして、勝ってチームに勢いを付けたいところ。
1セット目、田中のサーブ、レシーブ、3球目が冴え渡り、中西を圧倒。2セット目以降中西も攻め始めるが、精度で上回る田中は中西を寄せ付けず、そのまま3セット連取。地力の違いを見せ付けた。

2番は村野と尾田の対戦。
村野は昨年の入れ替え戦で敗れているだけに、汚名返上としたいところ。
1セット目、村野のサーブが良く効き、尾田のミスもあってこのセットを取る。2セット目、序盤は互いにチャンスボールを狙いあい、シーソーゲームに。6-5と村野がリードしたところで、尾田がタイムアウト。その後9-7とリードを保っていたが、村野はレシーブミス、サーブミスを含む4連続失点、このセットを失う。3セット目序盤、入り始めた尾田のドライブを止めきれずリードを許すが、終盤、村野のブロックが入りだし、猛追。壮絶なジュースとなるが、最後はレシーブミスでこのセットも落とす。4セット目、尾田が攻め、村野が守る展開で点差が付かず。後半になって、尾田が消極的になったところを村野が攻めるが、ミスも目立ち、最後は尾田のドライブを止めきれず、惜しくも敗戦。

3番ダブルスは田中、有賀ペア対中西、土肥ペア。
有賀は次の4番でも土肥と試合があり、勝って良い印象のままシングルスを迎えたい。
1セット目、序盤は田中、有賀ともにミスが目立ってリードを許すが、後半は台上処理、ドライブともに精度が上がって4-6から9-6にすると、そのまま11-8でまず1セット先取。2セット目以降は、パワードライブ、つなぎのドライブが安定した田中、有賀が中西、土肥を寄せ付けず。有賀がつなぎ田中が打つ、というパターンが上手くハマり、そのまま2,3セットを連取して快勝。

4番は有賀と土肥の対戦。
有賀にはここで一気に勝負を決めてもらいたいところ。
1セット目序盤、サーブ、台上処理、ドライブがきれいに決まって有賀が5-1とリード。ここから有賀のミスが少し目立ち始め、ジュースまで持ち込まれるが、13-11でまず1セット先取。2セット目、序盤は互いにサーブからの展開で取り合いシーソーゲームとなるが、終盤、バックが安定しだした有賀が点差を付け、このセットも取ると、3セット目、相手のミスが非常に目立ち、有賀の攻めもうまく決まって、3-3から8連続得点。最後はラリーにもならないほどの展開で、有賀が圧勝。

結果、5部残留することができた。だが、もともとは4部復帰を目指していた今回の春リーグなだけに、手放しで喜ぶわけにはいかない。また、入れ替え戦での勝ち星が全て1年生によるもの、という事実は、東工大というチームの現状を象徴しているかのように思える。
秋のリーグ戦まであと3ヶ月程度。今のままでは、正直きびしいと言わざるを得ない。4部昇格という目標のためには、まず各人の意識改革から始めなければならないだろう。−大木康次郎

参考までに、05'主将 川手隆司のコメントを以下に載せる。

『「〜なら勝てるんじゃね?」という気持ちで挑んだがために下位入れ替え戦行きという結果になっちまったんでは?
これからは「どこも強いんじゃね?」という思いで練習等に励んでいくべきではなかろうか。』

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東工大外語大
田中 純一311-2
11-6
11-5
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0中西 卓矢
村野 耕太111-6
9-11
17-19
9-11
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3尾田 健多
田中 純一
有賀 久
311-8
11-6
11-7
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0中西 卓矢
土肥 康輔
有賀 久313-11
11-7
11-3
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0土肥 康輔
大井 陽一郎--
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-河合 良太
3-1