春季関学入れ替え戦[2006/05/28]

抽選の結果、対戦校は高崎経済大学となった。
インターハイ出場者がいるという噂もあり、厳しい戦いになることが予想された。

1番は大井と矢古宇の対戦。
チームに勢いをつけるためにも、大井にはぜひ勝って欲しいところ。
1セット目冒頭はサーブが効きリードするも、早くも慣れられ攻略される。矢古宇の攻撃を要所要所でしのぐものの、バックハンドドライブを混ぜたドライブの連続攻撃に対応することが出来ず、3セットともつなぎ負ける。特にフォア側へきたドライブの勢いを殺しきれなかったのが痛手だった。

2番は本多と津久井の対戦。
対外戦では無類の強さを見せていた大井が負けてしまっただけに、本多はエースとして負けられない1戦。
1セット目、2セット目ともに本多の3球目、5球目が冴え渡り連取。しかし、コースをついた本多の攻撃に津久井が対応しはじめ、後手に回った本多が3セット目、4セット目を取り返されてしまう。5セット目、ノッてきた津久井の攻撃に本多も粘りを見せるが、気迫に押されて大差のリードを許してしまう。が、後半は本多の気迫が津久井の気迫に勝り、ラストは壮絶なラリー戦を制して本多が勝利した。

3番ダブルスは本多、下峠ペア対矢古宇、小荷田ペア。
2番で本多が勝ち、ここで勢いづきたいところだが、試合前にアクシデント発生。下峠のラバーの表面の一部が欠けていたため、ラケットの使用が認められず。下峠は中村(玄)のラケットを借りて試合に臨むこととなった。
1セット目、序盤は3球目を取り合うシーソーゲームとなるが、終盤は相手のレシーブが冴え、6−6から7−11で先取される。2セット目、まだ体が温まっていない下峠のレシーブをうまく打たれて序盤にリードを許す。中盤は相手にミスが出て6−6まで追いついたが、自分のでないラケットを使っているせいもあるのか、終盤は相手のサーブや安定感の出てきた攻撃にうまく対応しきれず、6−11でこのセットを落とす。3セット目、こちらのレシーブミスは減ったものの、相手のレシーブ、3球目がともに安定し、それにうまい対応が出来ずにそのまま敗戦。

4番は村野と川田の対戦。
4部残留のためにはもう後がなくなり、なんとしてでも5番手の中村に回したいところ。
1セット目、村野のサーブをうまく2球目攻撃に持っていく川田に対し、川田のサービスをうまくレシーブできない村野。その違いが点数の差となって表れ、そのままこのセットを落とした。2セット目、序盤は村野の3球目攻撃が決まり、相手のレシーブに乱れが生じたこともあってシーソーゲームとなるが、中盤以降はやはりレシーブ力、3球目の決定力の差が如実に表れ、このセットも落としてしまう。もう後がなくなった3セット目。村野はサービスで点を取るものの、1,2セットの流れを変えることは出来ず、敗戦。

結果、残念ながら5部降格となってしまった。「オーダーが〜だったら」という思いもあるが、どんなに悔やもうと結果は結果である。今求められるのは、しっかりと前を見据え、そしていかにして試合に勝てるようなチームになるのか、ということだろう。
幸い、秋の学生リーグまでは少し時間がある。東工大卓球部というチームを強くするために、個人個人が「自身の練習に対する気構え」を変えるための、良い機会だと言えるのではないだろうか。−大木康次郎(試合レポートの原文は'05主将 川手隆司)
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東工大高経大
大井08-11
6-11
8-11
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3矢古宇
本多311-9
11-7
7-11
7-11
13-11
2津久井
本多
下峠
07-11
6-11
6-11
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3矢古宇
小荷田
村野06-11
6-11
8-11
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3川田
中村玄--
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-小荷田
1-3